2月12日│第2回 LAB TALKを開催しました
毎回各分野のスペシャリストをお招きして、最新情報やノウハウ、ここだけしか聞けない話も交えながら、未来について話そうというLAB talk。第2回目のゲストスピーカーはNPO PANGEAの副理事長の高崎俊之氏です。
PANGEAは世界の子供たちが絵文字=ピクトンを使ってコミュニケーションをとることによって、よりお互いを理解しようというプログラムを日本をはじめ、韓国、ヨーロッパ、アフリカで取り組んでいます。今回はその取組や高崎氏が最近取り組んでいる多言語グリッドについてお話いただきました。
最後に高崎氏がITの観点から考える「これまでとこれから」の話を聞きながら、10年後、20年後、さらには30年後の未来を想像してみました。人々が携帯電話を持つのが当たり前なように、ロボットを傍らに生活する日がやってくるのは、案外すぐなのかも知れませんね。
■LAB talk vol.02 Toshiyuki Takasaki
日時:2015年2月12日(木) 19:00〜
場所:LAB and Kitchen 東京都千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル6階 アクセス
ゲストスピーカー:高崎俊之氏
テーマ:世界の子どもたちを絵文字でつなぐ
高崎俊之
1999年東京大学工学部精密機械工学科を卒業後、大学院に進学し、ウェアラブル情報ネットワーク、及びネイチャーインタフェースを研究。学生の間には、日本IBM(Man Machine Interfaceの開発)およびNTTドコモ(PHSを使ったヘルスケア無線システムの開発)の各研究所にてインターンシップを経験。2001年3月に東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻人工環境学大講座にて修士号取得。
2001年6月に渡米し、株式会社セガからの客員研究員(Research Affiliate)としてMITメディアラボへ。またその間、京都けいはんな学研都市内のこどもワークショップのR&D拠点である大川センターCAMP(Children Art Museum and Park)にて立ち上げ時からファシリテーター及び技術サポートも行った。2002年より米国Tagsense社にてRFIDシステムを開発するインターンシップを経験し、RFID基板設計・実装およびソフトウェア設計に従事。
2002年独立し、MITメディアラボの客員研究員(Visiting Scientist)としてProject Pangaea(パンゲア)を森由美子と共にスタートさせ、2003年4月に東京都にてNPO法人化。
2004年度(プロジェクトマネージャー:京都大学 石田亨教授)および2006年度(プロジェクトマネージャー:米国カーネギーメロン大学David Farber教授)の2度にわたって経済産業省系の独立行政法人情報処理推進機構「未踏ソフトウェア創造事業」に採択される。2006年12月には、東京で情報処理学会・電子情報通信学会他により行われた「情報社会のデザインシンポジウム2006」にてシンポジウム特別賞を受賞。2007年5月には(財)立石科学技術振興財団の研究助成に採択される。2007年10月にはシンガポールで行われた、Asia Society主催の「The Asia21 Young Leaders Summit 2007」に日本代表メンバーとして参加する。2006年5月から2012年3月まで京都大学大学院情報学研究科の非常勤研究員。
地球の安全保障と環境維持の難しさを憂いつつ現実を直視した上で、「アナログ時代のデジタル思想から、デジタル時代のアナログ思想へのパラダイムシフト」の促進により「人を人として見る世の中」の実現を目指す。副理事長 兼 最高技術責任者として世界の研究機関やNGO, そして地域コミュニティなどと連携しながらパンゲアにおけるR&D全体を担うピースエンジニア。
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